過日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合。以下連合)の弁明を聞いていた。

その中で(高額な金銭を要求するという霊感商法は2009年以降は)「1件も行っていない」という趣旨の話をしていた。

ということは2009年までは「やっていた」ということを認めたことになる。

その結果、犯罪的不当行為で(年間?)1000億円以上にも昇ろうかという極めて高額な金銭が詐欺的に搾取され、隣国に送られていたと云う結果を生んでいた、ということを認めたことになる。

そこで聞きたい。

それでは、「今やっていない」ということを客観的事実に基づいて「証明」して欲しい。

「やっていない」と主張する以上、「やっていない」を客観的に誰もが納得できるよう「証明する」のは世界平和統一家庭連合で、連合にはその義務がある。今も公的に「被害者の相談」があるという。本当にやってないのか。

簡短だ。団体収支会計簿を詳細に公開すれば良い。

「やっていない」というのは、犯罪者がよく行う自己を正当化する「中和の論理(言い訳)」でしかない。

「やっていた」けど「やっていない」ということを客観的事実で証明して欲しい。

公開し検討させない以上、宗教法人という仮面を被った犯罪者行為の主導団体である疑問は拭えない。

はっきり言うと、この団体により、日本国は年々、莫大な経済的不利益を被り、政治のみならず国民意識全体の基本倫理まで混乱し分断している。はっきりして欲しい。

この問題を明確に処置できねば、日本のこれからの歩みは世界の笑いものになる。

犯罪的「大嘘」はつくな。もう「大嘘」にはあきた。

それだけでなく次代をになう子どもたちにどう説明すれば良いのか。これで「道徳心に満ちた」子どもが育つのか。子どもたちにどう責任を取ればよいのだ。曖昧なこととして終わらせてしまえば、「現在」を生きた者の独りとしてあまりに恥ずかしい。

明確でないのは、どうしてこいった団体が大手を振って生きのびてきたのか、ということだ。誰が生きのびさせてきたのだ。謎は大きい。

以上の言葉は誰でもない、清永賢二私の個人的言葉だ。責任は全て私にあることを最後に強調しておきたい。

(文責 清永賢二     2022/09/25)