従来からの学校に赴いての体験教室を開催する、それが困難な場合はオンデマンドのテレビ会議方式での授業を開始ました。
「三密」を避けての体験教室に少しの戸惑いが最初ありましたが、行う項目を絞った結果、かなり効果ある指導が可能となりました。子どもたちの授業効果(評価)を計っています。最近開発を進めているコロナウイルス禍の下での不審者対応策プログラムを用いています(プログラム名「つまようじ」)。
オンデマンドのテレビ会議方式は、「体験授業」とまでは行きませんが(もどかしさがある、先生達の手助けが必須、意外と事前の準備が必要、ここの子どもとのやりとりが荒くなるなど)、パワーポイントと組み合わせることで、面白い授業になることが判りました。やりよによっては、学校への行き帰りの「時間&経費等」を考えると、日本全国どこでも授業を行うことが可能になると考えられます。ひょっとすると科目によっては革新を起こすかも。今後この方式の授業を進めることを考えねばなりません。
問題は、実際の「体験授業」に比べ、どのくらいの効果が期待できるかです。研究を進めています。
内閣府での委員会などは、このオンデマンド方式で進めています。どのくらい中身のある討議ができるか、期待しています。
(文責 清永奈穂 2020・07・07)