内閣府や様々な機関が「コロナウイルス禍の中での大地震への備え」を発表しています。勉強になります。
しかしこれで大丈夫か、という思いもつのります。というのは、どの企画をみても「コロナウイルス禍に正対(正面から向き合う)」ていません。マスクや消毒液を持って避難、周囲の囲い、あるいは家具の転倒防止などの指摘がなされています。これら指摘の多くは、従来から言われてきたことに少しだけ「コロナウイルス禍」を付け加えたものです。「コロナウイルス禍に特化」しての注意ではありません。
私たちがまず知りたいのは、押し寄せる災害からの危機(地震や水害等)を回避・対峙・克復する行動を実行する際、どのようなあるいはどのように感染防止行動をとりながら逃げる&生活するか、つまり「コロナウイルス禍に備え、その時どうするか」と言うことでしょう。
私たちは、学級に注目し、今子どもたちは「コロナウイルス禍の学級に地震が襲ってきたとき」どのような行動をとるべきか、お医者様の視点も入れながら緊急の検討を進めています。もうすぐ皆さんのご批判をいただける様に掲示することができます。
(文責 清永奈穂 清岡麻子 2020・06・04)