おそらくこの事件、茨城県警察はかなり犯人に迫っているはず。。実行犯あるいは犯人像を絞り込んでいる(はずである)。

犯罪者の行動あるいは犯行過程(事件実行過程)から見れば意外と単純な犯罪。現場での微物鑑定も効いていると思われる(あるいは効かざる、効かせざるをえない)。

先ほどのニュースで」被害少年が「知らない人だった」といっているという。これはおかしな話だ、これまで「犯人はマスク(要するに顔を隠していた?)といっていた。それなのに「見知らぬ人」とは?

登山する人であればわかると思うが、あれほどの森であれば街路灯や門灯さらには屋内から屋外への明かりなどが一基や二基ついていても、その光は闇の中に吸い込まれている。それを2階から侵入し2階から逃げた?2階から飛び降りた、それだったら足痕が残るはず。あるいは何かをつかみながら逃げた、それであれば、その掴んだものに微物が残るはず。滑りながら降りた、それなら滑った跡が残る。

犯人は警察に奥様が連絡していること、すぐに警察が駆けつけることも知っていたはず。あれほどの事件をやったのなら、あわてふためいて逃げるはず。必ず逃走路に何かを残している。

ともかく日本の犯罪者はどうしたのだろう。大きな凶悪事件が起こったら、ある一定期間を覆いて再び発生する、というパターンがこれまであった。それが2019年に入って隙間なく連続する凶悪事件、これまでになかった犯罪、起きないと思った犯罪等が、罪種を超え時間・空間を超えて絶え間なく起きている。

発生パターンが壊れた? ということは、2017年終り頃からそう思っていたことだが、犯罪発生が新しい世界、新しい局面に入り始めた? ということは、これからも「ビックリ犯罪の発生」が続くのか?

(文責 清永賢二 清永奈穂      2019・09・26)