現場を踏むことは大切です。現場は、そこで何が起こったのか、語りかけてくれます。

私たち3人(清永、安蛭、林)は2025年3月9日、朝1番の新幹線に乗り、北九州市の事件現場(被疑者住宅、現場への街路、現場の駐車場、フアースト・フード店周辺、施設内)を実査(カメラ撮影、ヒヤリング)してまいりました(写真)。その結果、新聞やテレビなどでは得ることのできない重要な知見を幾つも発見しました。

例えば被疑者は被害者と、どこでどういう接点を持っていたのか、被疑者はなぜあの店を事件現場として選んだのか、被疑者はなぜあれほど容易に被害者に近づけ、事件後になぜあれほど容易に逃げることができたのか、フード店の防犯体制のどこに問題があったのか、監視カメラはどう機能したのか、その評価はなどです。

現場からの帰りは遅くなり、小倉を最終の新幹線となりました。

こうした結果を今、報告書にまとめつつあります。

(文責 清永奈穂    2025年3月14日)