1980年代のニューヨークの現状を踏まえ、それが1982年市長ジュリアーニの「地下鉄落書き消し運動」や42番街(東京・歌舞伎町を巨大街区にしたような一画)の「大都市改造計画」を引き起こした「ゴミと犯罪問題」について講演します。

1980年代、日本でも警察庁を中心に環境設計論的視点(CPTED)に立って「ゴミ問題」を検討すべき実験(空き缶ポイ捨て実験)を実施しましたが大失敗。

日本での「ポイ捨て実験」はどのように失敗したか、なぜ失敗したか、「割れ窓理論」に基づくニュヨークではなぜ成功したか、そして2020年代の今、改めてこの問題を早急に取り上げねばならない理由。などについて簡単に世田谷区で16日講演いたします。

(文責  清永奈穂      2024年10月16日)