「市民が日々遭遇する可能性の高い危機の実態把握とその最適な問題解決策」を確かなものとするための調査・研究そしてそれに基づく様々な提案をおこなう研究所です。

研究成果物(報告書・著書等)

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ステップ総合研究所研究成果物

~地域防犯・子どもの安全・犯罪者の行動分析に関する報告書、著作物およびDVD~

弊所研究員、特別顧問、参加研究者等の著作物、および弊所調査報告書が多数ございます。

できるだけ皆さまのお役にたてるよう、公開しております。

ここでは今現在ダウンロード可能な報告書、及び、購入可能な書籍DVDをご紹介しております。

報告書、及び書籍の各種お問い合わせはこちらのお問い合わせフォームか、下記までご連絡ください。

㈱ステップ総合研究所

112-0013 東京都文京区音羽1-10-7 ヒルズ音羽101

電話:03-3946-5203

e-mail :info@ri-step.co.jp

表彰式の様子
表彰式の様子

2012年7月31日、弊所の研究が、第6回キッズデザイン賞優秀賞/キッズデザイン協議会会長賞を受賞しました。
研究名と、審査評は以下の通りです。
★受賞研究名
「犯罪からの子どもの安全教育教材およびトレーニングプログラムの効果測定について」
★審査評
「共有すべき知見として調査設計、効果測定、プログラム化がしっかりと作り込まれている点を評価した。科学的エビデンスに基づいた、発達段階に沿った安全教育プログラムは社会有用性が高く、地域や学校に広まっていくことを期待する」

今まで研究を積み上げてこられたのも、体験型安全教育を受け入れて下さった学校の皆様、地域安全に貢献されている方々、講演会等でお世話になった皆様等々、沢山の方々のおかげです。
誠にありがとうございました。
これからも、つねに科学的根拠を基にした一貫性のある体験中心の子どもの安全教育を目指していきたいと思っています。

清永奈穂と共著で出版する「犯罪者目線の犯罪防止(仮題)の最終ゲラが出て参りました。かなり密度の濃いものとなりました。新潮社の阿部さんに深く感謝申し上げます。

目次が完成次第、お目に届けさせていただきます。

「(犯罪者から見た)狙いやすい街」(「はんざいからの安全学習ノート」就学児指導者用より
「(犯罪者から見た)狙いやすい街」(「はんざいからの安全学習ノート」就学児指導者用より

「はんざいからの安全学習ノート」(就学前児童指導者用)

「はんざいからのあんぜん学習ノート」(就学児指導者用)

「はんざいからの安全学習ノート」(就学児用)

教室や地域で、体験型安全教室(防犯教室)をする際にすぐに役立つトレーニングプログラムを中心に、発達段階に分けて書かれています。いざという時の危機回避行動のためのトレーニングの方法、声かけの種類、どうやって断るかなど、分かりやすく解説しています。犯罪者の行動分析なども、トレーニングプログラムの根拠となることも書かれています。指導者用には子どもの安全情報に関してより詳しい内容を、就学児用ノートには、授業ですぐに使用できるテキスト、テストつきです。安全マップドリルもついています。

(2012年3月31日朝日新聞教育欄「子どもの身の守り方」でも紹介された資料です。

最新調査報告 2012年3月2日

「低学年小学生犯罪及び地震被害遭遇不安実態調査」

調査概要

2011年5月~6月にかけて小学生2~4年生を対象に犯罪及び地震遭遇の不安感に対する意識を調査しました。

調査対象地は都内中心部の小学校で、方法は調査用紙の学級留め置き法。

最終分析対象人数は276名となりました。

犯罪と地震遭遇不安報告.pdf
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「犯罪からの子どもの安全を科学する」(清永賢二監修 清永奈穂・田中賢・篠原淳理著)が1月20日に発売されます。

子供の危機的状況を全国調査と事件現場から検証、子ども自身が自分で自分を守る力をつけるカリキュラム・具体的方法、これからの安全教育の姿をイギリスの現状を見つめなら、全体的に具体的な内容で書かれています。

http://www.minervashobo.co.jp/book/b94606.html

学校の先生、地域で活動されている子ども見守りボランティアの皆さま、保護者の皆様、お孫さんがいらっしゃる皆様など、

子どもを見守るすべての方に読んでいただきたい本です。お問い合わせは弊所、または、ミネルヴァ書房、各書店までお願いいたします。

1640名あまりの小学生・中学生の犯罪被害の実態調査を行いました。

(2011年11月朝日新聞でもデータが紹介されました)

犯罪者の基本行動 (NHK撮影 清永賢二と元犯罪者とのショート講義)

 子どもが教室や運動場で学ぶ「安全基礎体力」形成教育時に必携の「安全学習ノート」(全18頁)が完成しました。

内容は子どもに負担にならぬよう、絞りに絞った結果、18頁になりました。しかし、まだまだ分量が多いように思いますが、これ以上絞れないのではという事でまとめました。

新しい「安全マップ」の作り方指導(指導時間全50分)のやり方や基本的に身につけねばならない「怪しい場所」「怪しい人」

「怪しい言葉」などの種類やそれへの対応などがかかれています。

それ以上に重要な事は、子ども一人一人の「安全基礎体力チェックリスト」を項目別にウエイトを付けて(ということは

リストの項目が10項目ありますが、それがみんな同じ重さでなく、項目の重さ=重大さ別に並べられ)、最終的にその子どもの

総合能力がどの位あるかが相対的得点でわかる、つまり逆に言えば「危険度」が判定できるという画期的なノートです。

このようなチェックリストは世界的にみてもありません。

それより重要な事は、このリストを作るのに、ここ5年間の調査研究の結果を基に作成した、という科学的合理的探求の

末に考案された、と言う事です。

これで「子どもの安全基礎体力」作りの教育効果測定が可能となりました。

ご支援ご協力下さった全国の皆様のおかげです。深く感謝申し上げます。

これからの作業は、このノートは3年生以上を対象にした物ですが、幼稚園から小学2年生までの子どもを対象としたノートを

早急に作りたいと思います。

これによって、幼稚園以上の子どもを結んだ発達段階を踏まえた安全教育とそのためのノートが出来るのではないかと思います。さらには、乳児からの安全教育、それは母親教育になり、「児童虐待問題」の解決とも結びついてゆくでしょう。

英国の10年間のシティズンシップ教育および安全教育に関する報告書がまとまりました(文責 清永奈穂)。詳細はお問い合わせください。報告書の配布もいたしております。

(㈱ステップ総合研究所  2010年12月 発行)

元犯罪者も参加して纏めた歴史的「大泥棒」の出版

ここに大判大学ノート8冊に獄中で書かれた「日記」があります。

日本にこれ以上の文献(犯罪者自身が残した言葉集)はないと思います。

それに特別顧問の清永と元犯罪者がまとめ、解析し出版することとなりました。

獄中で書かれた総字数100万語を超える文章です。

その一部を取り出し、500頁を超える本としました(予定)。

内容は、泥棒に焦点を当てました。これ程の泥棒技術と精神を備えた「泥棒」はこれからは2人と出ないと思います。

写真も多用しています。総数200枚超です。これにはstep総合研究所の川嶋くんが力を振るいました。

皆さんは、賊が真っ暗闇の空中を飛ぶのを見たことがありますか?

皆さんは、賊の目がどのように動きながら、街を歩いているか、見たことがありますか?

皆さんは、素人の目とどう違うか、見たことがありますか?

皆さんは、賊の涙を見たことがありますか?

皆さんは、賊がいかに繊細に忍び込むかを見たことがありますか?

皆さんは、最近の泥棒が侵入し室内を掻き荒らした痕を見たことがありますか?

全てがココにあります。

元賊自身が言いました。

この本は危ない。先生使える、今でも使える。出すのをやめましょうよ。

それから清永はあわてて一部を削りました。

泥棒のバイブルになるというのです。

東洋経済新報社から年末に掛けて出版する予定です。

是非、犯罪学研究の視点から、街や個人の安全を守る警察官や法務関係の方の基礎知識、また、市民の皆さんの安全自身の確保のため、私たちは、1冊を求めることを自信を持って薦めます。

今日(9月16日)、全ての原稿1600枚超を東洋経済の編集の中里さんに渡しました。

彼は、まず、膨大な写真の組から整理するはずです。また、彼は、皆さんに読んで貰うために、

値段をだれでも手に取ることが出来るよう、可能な限りやすくするはずです。

そう清永と約束しました。

今回は「泥棒」ですが、まだまだ、独居の女性や高齢者をどうやって襲うか、青少年の何が問題なのか、

逆にどうやって守るかといったテーマが多く残っています。

そうそう、賊は「予言者」です。彼が獄中で予言したことは、見事に20年後の今日を描いてています。

お楽しみに。

続きのお知らせを書いていきます。

DVD教材 ―安全教育総合パッケージ(DVD2枚および解説書2冊で構成されています。)

info@ri-step.co.jpにメールでご連絡 またはお問い合わせコーナーまで、ご連絡ください。

「変な人を見たら逃げなさい!」

多くの先生や大人が子どもに言います。
でも、「変な人ってどんな人?」
「“逃げる”ってどのくらい逃げればよいの?」
子どもにこう聞かれたとき、すぐに正しく答えられるでしょうか?

こうした疑問を解くための教材が「犯罪から子どもの安全はこうして守る」安全教育総合パッケージ第一弾です。

本教材ではDISC1で元犯罪者が、「これを知らなければ、子どもは守れない」と真剣に語ります。日本で初めての映像です。この元犯罪者の話を基に、それではどうしたらよいのか、子どもの安全研究の第一線研究者たちが子どもと一緒に実験を重ねて答えを導き出しました。これを基にDISC2では「アニメで学ぶ子どもの安全学習教材」が続きます。今までにない画期的な教材です。ただ今第二弾も作成中です。

Disc1「子どもを犯罪から守る」

大人が学ぶ安全教育~元犯罪者が示す子どもの安全行動の基本~(DVD:約50分+解説書)

子どもは不審者のどのくらい前から走って逃げなければならないのか。安全教育をおこなう上で、大人が知るべき「犯罪者の心理」や「危機回避のための子どもの能力(歩く、見る、聴く等)」が様々な実験結果とともにまとめられています。また、充実した解説書も付いています。

・犯罪者の基本行動と「安全基礎体力」の重要性
・犯罪者の基本行動その1
「犯罪意志を決定する距離は」
・犯罪者の基本行動その2
「犯罪者のやる気はどの程度持続するのか」
・犯罪者の基本行動その3「犯罪者の心理」
・こんな場所が狙われる
・こんな子どもが狙われる
・子どもの「安全基礎体力の形成」
・犯罪からの子どもの安全教育カリキュラム

Disc2「アニメで学ぼうわたしの安全」

子どもが学ぶ安全教育~危機からの脱出基本行動~(DVD:約45分+解説書)

犯罪被害を防ぐためにすべきことが、アニメを見ることで、子ども自身で学べるような構成となっています。犯罪から身を守るためにできること、すべきことを、アニメを見ながら子ども自身に考えさせ、身につけさせるためのDVDです。

~アニメ:こんなことに注意しよう~
・その1 「ついていかない1」
・その2 「ついて行かない2」
・その3 「大声を出す」
・その4 「手足をバタバタさせる」
・その5 「走る」
・その6 「途中で逃げ込む」・
・その7 「ランドセルもバッグも持って逃げる場合」
・その8 「ランドセルもバッグも持たずに逃げる場合」

元ベテラン犯罪者も太鼓判の「子ども安全」バイブル登場!

◎この本で身につく「子ども安全力」
■「変な人」「怪しい人」「危ない人」の見分け方と対策
■「防犯ブザー」の使い方
■「エレベーター」の安全な乗り方
■危ない時の、子どもの正しい「逃げ方」

◎この本でわかる「安全・危険ポイント」
■犯罪者が狙う「子ども」「家」「学校」「町」の実例
■ 犯罪が起こる前の「3つの前兆」
■「安全な場所」「危ない場所」の具体例
■本当に役立つ「安全マップ」のつくり方

1 時間で読めて子どもを犯罪から守れる「完全防犯マニュアル」

(東洋経済新報社 2008年 )

これまでにない防犯の取り組みの原理と個別具体的取り組みを行動生態学、都市工学、建築学の学際的分野から著述したものです。

監修:清永賢二 執筆者:清永賢二・篠原惇理・田中賢・川嶋宏昌
推薦の言葉:東京大学名誉教授 伊藤滋防犯環境の基礎原理(清永賢二)

  1. 戸建て住宅(篠原惇理)
  2. 学校(田中 賢)
  3. 集合住宅(篠原惇理)
  4. 地域(篠原惇理)
  5. 公園(川嶋宏昌)

本書発刊に寄せて:伊藤滋(東京大学名誉教授)
1970年代の半ば、都市工学の若き学研であった私の脳裏の一隅に「都市問題の解明に都市工学の視点から積極的参加が可能ではないか」との思いが焼き付いて離れなかった。そうした時に、偶然に警察庁科学警察研究所のこれまた若き研究者であった清永賢二氏(現日本女子大学教授、本書監修者)と出会った。

そこで語られたことは、人間が環境を作るならば、環境を作りかえることで人間を作り変えることも可能ではないか、と言うことであった。この考えは、最終的に、それでは犯罪者も作り変える、さらにいうと、都市環境に防犯の視点を組み込み、犯罪者がその行為を働きにくい街作りができるのではないか、というそれまで考えられたこともない「とっぴょうしもない」夢の防犯まちづくり構想へと向かった。

その結果、私を中心に清永賢二氏、平井邦彦氏(当時、人間都市研究所代表)そして松原洋氏と上原美津男氏「(いずれも当時、警察庁保安部防犯課理事官)等が集まり、このプランを警察庁で実際に予算化し、夢の防犯都市つくりが1978年にスタートしたのである。この年が我が国における「環境設計による都市づくり元年」となった。

~中略~

多くの人に読んでもらいたい。この本には、若き日に抱いた私たちの「安全な街づくり」という夢が現実のものとして確かにある。ここからまた、安全な街作りを目指す次の若い世代に夢を産み出す何かが込められていると強く思う。実用書としても、夢を語りあうものとしても、本書が多くの人の手に渡ることが望まれる。

(彰国社 2010年)

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